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不動産会社 北九州|北九州市の不動産屋さん
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徹底的に根絶やし。中東における紛争。
まあ、あれほどの一般市民を犠牲にしてよくやれるものだ。
人間の心というものは実にさもしい。
全ての物体に永久はない。
地球もいつか消滅する。
それは遠い事として考えずとも、資源を限度あるものとして地球上全体の共生を考えなければならない。
けれど、人間の思考はなんと遠くへ及ばないことか。
個人も国も、永遠の過ぎた欲望の坩堝に生きることを繰り返している。
人類誕生以降、進化は知るは足るを欲に運び現在に及んだ。
しかしながら、野生に生きる動物の様に、陽が昇るに起き青空を仰ぎ自然と共生しながら、石で火を熾し家族を守り一日の猟を足りるとした時から溢れるばかりに満たされた現代におけるまで、人類はどれほど進化したというのか。
心を遠く、そして鳥瞰的に現実を観るなら、ちまちまの世界に憤る人々の気持ちが良く理解できる。
何故こうも我に終始する人間の多いことか。
地球が、其処に生きる我々人間の修行の場として存在するとして、しかし、あまりにその心はお粗末過ぎる。
心を持った人間に大切なのは想像力だろう。
遠く離れて宇宙の彼方から此の地球を遠望するなら、動物と違う理性を持たされた人間に与えられた課題も、動物と差ほど違わないその小ささも観えてくる。
未開の地に生きる者と、先進の中に生きる者とに心の違いなどはない。ましてや肩書き学歴、生まれ育ち容姿、金銭的物質的多寡など、ちりほどの比較でしかない。
遠く近く、浅く深く、俯瞰的視野で世界を捉えることのできる人間こそ世に必要だろう。
日中、少し頭を上げるとビルの谷間からも青空が見える。里山風景の中に立ち、そよぐ風を感じながら眺めれば、同じように青空が広がっている。
そこを悠々と流れる雲は、何事もないように今日も浮かんでいる。
個人も国家も、永遠の業を引き摺る世界にあって、真実はいとも簡単に分かるのだ。
遠くに思いを馳せることができるなら、足ることを知り、地球上の全ての存在に有難さと愛おしさを持つことができるだろう。
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