過去は過去

人の縁も事象も、人生においてはいろいろあります。
が、それらに一喜一憂することはありません。

うまい具合にいくこともあればいかないこともある。
山谷あって、時にどんでん返しもあるのが人生。

それ等を多少織り込み済みとすれば、例えその場面に遭遇したとして、さして驚くことでもありません。

仕事や人の縁、男女の縁もまたしかり。
人生においては全てが移ろうもの。

小川のせせらぎを耳にし、そよぐ風を感じる。
風強く嵐となっても、やがてまた雨上がる。

遭遇する場面において気付くことは大切でも、自分の心に照らして正しきものがあるなら、いつまでも後ろ髪引っ張られることがあってはならない。
すぐさま気持ちの切り替えが必要。

特に人の縁など、間違いなくその人に相応しく回っていくものです。
磁石の様に魂が引寄せるのです。

そのなかで大切なのは、負の縁に惑わされないこと。
縁の見極めができるかどうか。

私はそれを人生経験によって断言できます。
その人に相応しい人の縁。
その出会いの為には、いつにおいても揺るぐことのない、想念の正道を行くことです。
誠実を尽くして人生の風に身を任せる。

過去は過去。
前にまた道は続いている。
未来の私は、今日の私によって創られる。
記：2012.3.24