人生の伴侶

世界にたった一人の伴侶を見つけるなんて、ある意味奇跡かもしれない。

もし、私がイケメンで、もてもてだったら。
選り取り見取りで異性を選択できるような身だったら。
真実の愛から遠ざかっていたかもしれない。

今の世の中、結婚するには相手が頼りない。確かに解らなくもない。
年齢を重ね、数々見てくるとある種覚めて見えて更に踏ん切りもつかなくなる。
わざわざ結婚して苦労することもなかろう、ということになる。
が、人生における伴侶の存在は良いものだ。

結婚というのは勢いも必要かもしれない。
早くに結婚する人、躊躇しながらいく人。

付き合いの経験がほとんどない私が言えるものでもないが、
例え付き合い下手な女性も、決して臆病になってはいけない。
貴女の相手は、ほんの少しの近さにいるのかもしれないのだ。
素直な心で囚われる感情の鎧を解いてみて。

弄ぶ恋は真実の愛を遠ざける。
何度も繰り返す失敗には、やはり何処か自分を省みる必要もあるだろう。
軽々なりて心が地に着いていない節がある。

他人のものを奪ってはいけない。
もしその様な事に遭遇すれば、相手側若しくは双方において、しっかり解決してからの方がよかろう。
我の立場ばかりであれば多くを不幸にする。
誰かを悲しませる対岸に幸せを得ることはできない。

財に任せ、何人もの愛人を得意気に話す輩はやがて地獄に堕ちる。人は誠実でなければならない。

例え騙されたとして、恋愛にしたたかになるより純粋さを持っていた方が、真の愛に近づけるだろう。

伴侶・・
もうこれは必然的なる縁で、
天に任せるしかない。
素直さ純粋さ。
心澄ませば、きっと出逢えるだろう。
年齢も関係ない。約束をしながら此の世に降り立ち、互いに探し求めるタイムラグもある。歳の差の出逢いというやつだ。
諦めることも、自ら縁の入口を閉じてしまうこともない。

何時だって、心は、ひまわりのように前に向けておこう。