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不動産会社 北九州|北九州市の不動産屋さん
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一年の一瞬、桜の季節も後方に去ってしまう。
季節は律儀だ。
春はまた来年も再来年もやってくる。
巡る季節を味わうことのできる此の国に生まれたことを有難く思う。
歳取っても若い人、若いのにすでに年寄りがかかっている人。
金と時間に余裕あれば外見を整え、物質欲を満たすことはできる。
しかし、幾ら表面を満たしていこうとも、心までを充足感で覆うことはできない。
若さと老いの違いとは、その人に存在する心の在り方だろうと思う。
如何に権力を持とうと、人の心までを支配することはできない。
ダークに心寄っては人生の真実から離れていく。
いくら際限なく物質欲を満たしていこうと、心の空虚感を埋めることはできない。
林立するビル群、不夜城の歓楽街、置いてけぼりの瓦礫の山、
広がる海原水平線、喧騒の先を視界に捉えることはできない。
けれど、その先地球の裏側には、近代文明に流されることなく自然と共存しながら、朝日を見、沈む太陽を眺め、その日を大切に生きる人もいる。
氾濫した便利さに、尚足るを知らない人達は、昇る太陽も青空も白い雲さへも忘れて生きている。
有難さはそこら中に転がっているのに気付きもしない。
人における若さとは、人生における真の価値や感動を知り、決して失くすこともない、ピュアな部分の差異に他ならない。
春がきて夏が来て、秋になり冬の季節となる。季節は実に律儀で変わらぬピュアな心で四季を巡らせる。記:2012.4.16
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